Two brothers Prairie Path Golden Ale

第4回Beerは、Two brothersのPrairie Path Golden Ale。友達家族と郊外へ旅行へ行った時に購入しました。パッケージがイエローストーンっぽいイメージですが、イリノイで買いました。

Basic Information

　Two Brothers Brewing Company は、イリノイ州ワレンビルを拠点とする、ジム＆ジェイソン・エベル兄弟が1996年に創業した家族経営のクラフトブルワリーです 。

　中核となる定番ビールは10 種類以上あり様々なクラフトビールを楽しめます。World Beer Cupなど数々の受賞歴があり、中でも人気なものはDomaine DuPageだそうです。次回見つけたら是非飲んでみたい！

　Two Brothers Brewing Companyのあるイリノイ州北部を横断する全長約61マイルの非舗装多目的トレイルのことを、Illinois Prairie Pathと呼びます。このトレイルにちなんで名前がつけられたと思われます。

　Prairie Pathは醸造後に酵素によってグルテンを分解した、グルテン除去ビールです。

　モルトはベルギー由来のモルト(Pilsner, Vienna, Carapilsなど)を使用しておりトースティな味わいと爽やかなシトラスとハニーのニュアンスが出ています。ホップはSaazとGoldingsを使用し、ややほどよいスパイシーさとドライな苦味を出しています。

　ゴールデンエールとは、エール酵母を使って上面発酵したビールを指します。発酵温度は15-20℃でフルーティなエステル香がでやすいです。

Assessment

Color

　濁りのある琥珀色。ゴールデンエールというだけあります。

Taste 9/10

　爽やかというよりやや重め、カラメル調・トースト調の口当たり。フルーティさは少ないが、後味はさっぱりとした苦味あり。クリーミーさも少しあり非常に上品な味わいです。あとからグルテンフレンドリーと知ったのですが、それなのにここまで複雑な味わいがあるのかと驚きました。

Price 7.5/10

　Craft beerですのでややお値段はしますが、中間帯のお値段です。

Total 8.5/10

　自分のなかで想像してた以上に美味しくて驚きました。やや重たい味わいからのすっきりさっぱりとした苦味がクセになります。よく飲むエールはシトラスの味わいのビールが多く、それも好きですが、Prairie Pathは他と違う味わいがあり楽しめた一杯でした。